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最後の版元 浮世絵再興を夢みた男・渡邊庄三郎 (日本語) 単行本 – 2013/6/19
彫刻・工芸, 版画 (本), ノンフィクション (本), 高木 凛
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- タイトル: 最後の版元 浮世絵再興を夢みた男・渡邊庄三郎 (日本語) 単行本 – 2013/6/19 de 高木 凛
- ISBN: 978-4062184137
- ファイル名: 最後の版元-浮世絵再興を夢みた男-渡邊庄三郎-日本語-単行本-2013-6-19.pdf
- 発売日: 2013/6/19
- ページ数: 266ページ ページ
- 出版社: 高木 凛
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最後の版元 浮世絵再興を夢みた男・渡邊庄三郎 (日本語) 単行本 – 2013/6/19 - 写楽や北斎といった絵師が描いた浮世絵は、江戸の庶民たちに愛された。だが明治に時代が移り、西洋から流入した石版や写真にその座を奪われ、伝統の木版は衰退の一途を辿る。そんな悲惨な状況に置かれた浮世絵に目を付けたのが、欧米人たちだった。彼らはその価値を認め、結果、大量の浮世絵が国外へ流出していった。1885年生まれの渡邊庄三郎は、貿易商として浮世絵に触れ、その美しさに心を奪われ、なんとかこの芸術を日本に残せないかと、浮世絵復興へと走り出す。それは、伝統芸術を守っていくだけでなく、新たな浮世絵の世界、つまり「新版画」を作っていくという大きな企てだった。庄三郎は『渡邊木版画店』を立ち上げ、絵師、彫り師、摺り師の三者によって生み出される日本特有の芸術を、伊東深水、橋口五葉、川瀬巴水といった力のある絵師たちと組み、欧米から「shin-hanga」と認知、賞賛されるところまで引き上げていった。大きなムーブメントを起こした新版画創作だったが、庄三郎の死とともに収束していく。力のある画家たちは日本画の世界へ戻り、発表される作品も減っていった。その意味で、彼は新版画の「最後の版元」だった。だが、その一方で、彼が亡くなった後にも、すばらしい作品が残り、日本人の記憶に残った。そして、それは世界を驚かせ、やがてあのスティーブ・ジョブズの心も動かした。このほど、庄三郎の孫・章一郎のもとに、庄三郎の日記とメモが残されていたことがわかった。知られざる「最後の版元」の人生に、名脚本家でもあるノンフィクション作家が迫っていく。
カテゴリー: 彫刻・工芸, 版画 (本), ノンフィクション (本)
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